- プレ保育を検討中の方
- 早生まれのお子さんを育てているご家庭
- 入園までの時間をどう過ごすか迷っているパパママ
「プレ保育に通わせないのって、うちだけ?」
幼稚園入園を前に、そんな不安を感じているママ・パパもいるのではないでしょうか。
とくに、早生まれのお子さんを育てていると「年齢差がある中で本当に大丈夫かな?」と心配になりますよね。
私自身も、早生まれの息子をプレ保育に通わせずに年少から入園させた経験があります。
まわりの子の多くはプレに通っていたので、正直かなり迷いましたが、結果的にこの選択は「わが家には合っていた」と感じています。
この記事では、
- プレ保育に通わせなかった理由
- 入園後のようすや困ったこと
- プレなしでも大丈夫だった工夫や乗り越え方
を、実体験をまじえてくわしくお伝えします。
「プレに通わせない選択肢もアリかも」と思えるヒントを、きっと見つけてもらえるはずです。
早生まれの息子がプレ保育に通わなかった5つの理由
早生まれの息子をプレ保育に通わせないと決めた理由は次の5つです。
- 人見知りが強く、まだ集団活動には早いと感じたから
- 母子分離の「練習」って本当に必要?と疑問だった
- 晴れた日は外で自由に遊ばせたかったから
- 入園前の「親子だけの時間」をもっと大切にしたかったから
- 送迎の負担が現実的に大きかったから
①人見知りが強く、まだ集団活動には早いと感じたから
プレ保育を検討したのは、息子が1歳半のころです。
通園が始まるのは2歳0ヶ月からの予定でしたが、その時期の息子は人見知りが強く、
どこで何をしていても、「ママがいい〜!」と、
母親と過ごす時間を何より安心できると感じているようでした。
普段の様子を見ていても、お友達と遊ぶよりは、ママと静かに遊ぶほうが好き。
プレ保育での集団活動は、まだ刺激が強すぎるのでは?と心配になりました。
そのため、もう少し家庭での関わりを大切にしてから入園させようと判断しました。
②母子分離の「練習」って本当に必要?と疑問だった
プレ保育が「母子分離」かどうかは園によります。
通おうと考えていた園では、年度後半から母子分離が始まる予定でした。
たしかに、「入園前に母子分離を経験しておいた方がいい」という意見もあります。
でも、わたしは「入園後の慣らし保育で十分では?」と考えました。
息子は早生まれで、プレ保育の終盤でもまだ2歳台。
入園時点でようやく3歳0ヶ月です。
この数ヶ月の成長の差は、早生まれの子にとってはとても大きいと感じていました。
そのため、あえて早い時期に分離体験をさせるよりも、本人のペースで少しずつ慣らす方が合っていると判断しました。
③晴れた日は外で自由に遊ばせたかったから
プレ保育に通うと、週に数回は決まった時間に登園しなければなりません。
でも、息子は自然の中でのびのび遊ぶのが大好き。
幼少期は、集団活動よりも、葉っぱを拾ったり虫を追いかけたり、好きなことに熱中する時間を何より大切にしたかったんです。
そのため、「決められたスケジュールで集団活動をする」より、
その日の天気や子どもの気分に合わせて、自由に遊べる時間を優先しました。
④入園前の「親子だけの時間」をもっと大切にしたかったから
早生まれの子は、4月生まれの子に比べて親と過ごせる時間が約1年少なくなります。
早生まれにはメリットも多いと考えるわたしですが、「自宅保育の期間が遅生まれの子とくらべて少ない」のは、早生まれのいちばんのデメリットだと思います。
つまり、寂しいです…。
小学校に入ると、親子の時間はさらにぐっと減っていきます。
「今だけは思いっきり甘えさせたい」
「もっと一緒に過ごしたい」
そんな思いもあり、プレ保育の時間より、親子時間を選びました。
⑤送迎の負担が大きかったから
プレ保育には園バスが出ない園も多く、送り迎えは保護者が毎回行う必要があります。
わが家では移動手段が電動自転車のみ。
真夏・真冬・雨の日の送迎は、過酷だし危ないと感じました。
実際に、年少で入園してから何度か雨の日に送迎しましたが、視界が悪く、滑りやすく、とても大変でした。
お迎えが大好きな息子ですら危険を感じて、
「ママ、雨の日はお迎えにこなくていいよ。
ぼくバスで帰るから」
と言うほど。
プレ保育に通っていたら梅雨の時期はまったく通っていなかったかもしれません…。
プレなし入園のリアルな体験談
入園当初は、プレに通っていなかったことでちょっとした不安もありました。
ここからは、実際に感じたことを3つに分けてご紹介します。
入園初期は「なじめるかな?」と不安だった
早生まれでプレ保育に通わず入園した息子。
入園してすぐのころは、
「もうお友達同士になってる子が多いのかな?」
「仲間に入れるかな?」
と、親のわたしがそわそわしていました。
実際、春〜夏頃までは、特定の仲良しさんはできませんでした。
でも、それは「プレに行ってなかったから」ではなく、息子の性格や成長段階の影響が大きかったと思います。
入園時点では、まだ3歳になったばかり。
「お友達と遊ぶ楽しさ」よりも、「自分の世界で遊ぶ」ことのほうがしっくりきていた時期だったのです。
というのも、年中になってすぐの頃に、違うクラスだった男の子とすぐに仲良くなったという話をしてくれたんです。
このことからも、「遊びたい」「話したい」と思うタイミングが来れば、自然と関係は築けるのだなと感じました。
早生まれでも安心できた先生のサポート
入園してすぐ、先生には正直な気持ちを伝えていました。
「早生まれだし、プレ保育も通っていないので、園になじめるか少し不安です。
もし家庭で準備できることがあれば、教えてください」
この相談に対して、先生方はとても丁寧に見守ってくれました。
毎日のお迎え時にはこまめにフィードバックをくださり、面談でも息子の様子を詳しく話してくれて、わたし自身も安心することができました。
お気に入りの遊びはブロックと線路、身支度はひとりで頑張っていること…
などを教えてもらうことで、息子が園でがんばっている様子がありありと想像できました。
息子の話によると、遊びに入りそびれたときには、先生が「○○くんもいっしょに入れてあげてね」と声をかけてくれる場面もあったそうです。
「ちゃんと見てくれている」という安心感は、早生まれ育児においてとても大きかったです。
慣れの早さは「プレに通っていたか」より性格やタイミングが大事と実感した話
今も忘れない、初めての登園日。
息子はわたしの手をぎゅっとにぎり、不安そうな表情でバスを待っていました。
バスに乗る直前、こらえていた涙がぽろぽろ…。
その小さな後ろ姿を見ながら、「プレ保育に通っていたら、もっと安心して登園できたのかな?」と胸がしめつけられる思いでした。
ところが、ふとバスの中をのぞくと、プレに通っていたお友達も泣いていました。
しかも、新学期ということもあり、年中さんでも泣いている子は多かったそうです。
先生のお話では、「泣く・不安になる」という反応は、プレ経験に関係なくよくあることとのことでした。
息子も数日後には、バスに乗ることをきっかけに気持ちを切り替え、落ち着いて登園できるようになっていきました。
この経験から、
「入園に慣れるスピードは、プレに通っていたかどうかより、子どもの性格やタイミング次第」
ということを、親のわたしも実感しました。
プレに通わなかったことで感じたメリット・デメリット
わが家はプレに通わない選択をしてよかったと感じていますが、それでも不安になったことはあります。
まずは、わが家が感じたデメリットからお話ししますね。
デメリット|人気幼稚園の「プレ保育優先枠」が使えなかった
わが家が第一志望にしていた幼稚園は、プレ保育に通っている家庭に優先入園枠が用意されていました。
プレに通っていなかったわが家は「一般枠」での申し込みとなり、いわゆる補欠枠にまわることに…。
「見学はできますが、今は満員なので、キャンセルが出たらご連絡します」
という園の対応に、はじめて焦りました。
保育園が入りづらいのは知っていましたが、幼稚園にも定員の壁があるのは知らず…。(地域や園によりますが)
結果的には空きが出て入園できたものの、ギリギリまで落ち着かない日々でした。
デメリット|園のリアルな情報が手に入りにくかった
もうひとつ困ったのが、「園の細かい情報が入りづらかった」ことです。
プレ保育に通っていれば、他のママとのつながりから…
- 制服や持ち物のルール(ポケット付きズボンなど)
- 園バスのルート
- 先生やクラスの雰囲気
など、実際の園生活に直結する情報を早めに知れたのかもしれません。
たとえば、うちの園では「ズボンにはポケット必須」というルールがあったのですが、説明会の前にそれを知らず、ポケットなしズボンを複数買ってしまいました。
当然、買い直しになってショック…。
また、わが家のエリアは園バスのルートに入っているかどうかも微妙で、入園間近になって「今年のバスルートはまだ確定していません」と言われてドキドキ。
(結果的には利用できましたが、かなり不安でした)
こうした事前に知っておきたかったことも、プレに通っていたら自然に耳に入っていたかも…と思います。
メリット|「プレなし」だったからこそ良かったことも
一方で、「プレに通わなかったからこそよかった」と感じる点もたくさんあります。
- 子どもの発達に合わせて、無理なく親子の時間を大切にできた
- 毎日あわただしくならず、生活リズムをゆっくり整えられた
- 幼稚園を「ここは、ママのいない自分だけの世界」として、新鮮な気持ちでスタートできた
とくに早生まれの息子にとっては、集団生活のスタートが早すぎることなく、ちょうどいい時期だったのかもしれません。
入園後も、先生からは「クラスで泣かなくなったのは早いほうだった」と聞いています。
このことからも、プレ保育に通ったからスムーズに慣れるとは限らないと実感しました。
もちろん、「早く集団に慣れたほうが安心できる」タイプのお子さんもいます。
でも、もし「まだ早いかも?」と少しでも感じているなら、プレなしという選択も十分アリだと、今は自信を持って言えます。
プレなしでも大丈夫だった工夫&わが家のサポート法
「プレに行ってなかったし、早生まれだし…」
そんな不安を抱えながらの入園でしたが、実際には家庭でできるちょっとした工夫で、スムーズに園生活をスタートすることができました。
ここでは、わが家が入園前後に取り入れてよかったサポート法をご紹介します。
絵本とごっこ遊びで、幼稚園が楽しみになる工夫
幼稚園入園前は、息子も私も「どんな生活になるのかな?」と不安でいっぱいでした。
まだ始まっていないのに「幼稚園やだ〜」と泣きだす日もありました。
大人でも、新しい環境に慣れるまでは不安を感じるものですよね。
そこで、幼稚園の生活をイメージしやすくなるように、「幼稚園の絵本」を読んだり、おうちで「幼稚園ごっこ遊び」をしてみました。
息子が特に気に入った絵本はこちらです。
- 『メルくんようちえんにいく』
- 『わたしようちえんにいくの』
- 『こぶたほいくえん』
絵本を読んだ後は、「幼稚園に行ったら何をしたい?」「どんな先生やお友達がいるかな?」と、楽しい会話をたくさんしました。
こうした対話で、幼稚園生活への興味と安心感を育むことを心がけました。
「幼稚園ごっこ遊び」では、朝の準備やかばんの持ち運び、朝の会の返事などを家庭でシミュレーション。
実際の園生活に近い「1日の流れ」を体験してみました。
朝の支度がスムーズになるコツは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
このように、絵本と遊びを通して幼稚園生活を具体的にイメージできたことで、息子も「幼稚園って楽しい場所なんだ」と少しずつ前向きになり、不安がやわらいだと感じています。
入園後の不安を和らげる具体的なサポート方法
プレに通っていた子は、すでに集団生活や基本的なルールに慣れていることが多いですよね。
でも、わが家では「うちの子はこれから慣れていくタイプ」と割り切って、「最初から完璧にできなくてもいいよ」という姿勢でサポートしました。
たとえば、
- 園の準備や片付けは親が手伝いながら徐々に練習
- 困っているときは、「どうしたらいいかな?」と一緒に考える
- 「手伝ってください」という練習をする
- 毎日の園生活の振り返りをゆっくり聞いてあげる
など、がんばらせすぎない関わり方を心がけました。
入園後の一番の悩みだった「帰宅後の癇癪」への対応については、こちらの記事でまとめています。
まとめ|プレに通わない選択もアリ!大切なのは「わが子に合う選択」
「プレ保育に通わせたほうがいいのかな?」
「通わなかったら、入園後についていけないかも…」
そんなふうに、不安や迷いを感じる方も多いと思います。
とくに、早生まれの子どもを育てているママ・パパは、成長差が気になる分、なおさら心配になりますよね。
でも実際に入園して感じたのは、プレ保育に通っていたかどうかはあまり関係ないということです。
たしかに、プレに通えば入園枠が有利だったり、情報が手に入りやすいといったメリットはあります。
一方で、プレに通わず親子で過ごした「子どもとのかけがえのない時間」も、わが家にとっては大きな財産でした。
わが家では、
- 絵本やごっこ遊びで園生活をイメージ
- 「まだできなくて当たり前」の気持ちでサポート
- 先生とのやり取りで安心を得る
といった工夫を重ねながら、少しずつ園生活に慣れていきました。
大切なのは、お子さんとご家庭にとって無理のないペースで、安心して入園の準備ができることだと思います。
この体験が、「プレに通うべきか悩んでいる」「早生まれで不安…」という方の、参考になればうれしいです。
早生まれ年少さんの、登園しぶりや身支度がスムーズになる工夫については、こちらの記事でくわしく解説しています!





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