朝の登園準備、なかなかスムーズに進まない…と悩んでいませんか?
とくに年少さんは、まだ時間の感覚があいまいで、着替えや持ち物の準備に時間がかかりがち。
親としては「早くして〜!」と焦る日もありますよね。
わが家も、早生まれの息子が年少で入園した当初は、毎朝バタバタでした。
ところが、ちょっとした工夫を取り入れたことで、朝の支度が30分も早く終わるようになったんです。
本記事では、実際に試して効果があった3つの方法をご紹介します。
登園前のイライラを減らし、子どもも親も笑顔で1日をスタートさせたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
年少さんの朝支度が30分早くなる3つの方法
「年少さんの朝支度が30分早くなる方法」は次の3つです。
①「お支度ボード」で流れを“見える化”
②「時っ感タイマー」で時間の感覚を“見える化”
③「環境づくり」で“自分でできる”をサポート
①「お支度ボード」で流れを“見える化”

朝はお支度ボードを見て、
息子が自分で準備をすすめます。
朝の身支度をスムーズにするには、「次に何をすればいいのか」が子どもにわかることが大切です。
我が家では、手作りの【お支度ボード】を使って、その日の準備の流れを「見える化」しました。
3歳ごろになると、「自分でやりたい」「指示されたくない」という気持ちが強くなります。
そんな時に大人があれこれ声をかけると、かえってイライラしてしまい、準備が進まなくなることも…。
お支度ボードは、子どもが「今何をすればいいか」を自分で確認できるので、声かけが最小限で済みます。
「ひとりでできた!」という達成感も得られ、支度のモチベーションが上がりますよ。
【実際に使ってみた変化】
うちの息子(年少・早生まれ)は、ぜっさん「じぶんでやりたい!」期。
「次は歯みがきしてね〜」なんて声をかけようものなら、
「わかってるってば!」と不機嫌になってしまい、準備がすすまなくなってしまいます。
でも、お支度ボードを導入してからは、朝になると自分でボードを見て、スムーズに準備できるように。
声をかけなくても支度がすすむので、わたし自身のイライラも減りました。
同じ流れを毎朝くり返すことで、支度がルーティーン化され、自然と自分から動けるようになります。
100均でつくる「お支度ボードの作り方」はこちらをどうぞ!
▼すぐ使いたい方には、市販のお支度ボードもおすすめです。
お支度ボードは、身支度の内容をイラストや文字で見える形にしたサポートツール。
子どもは「言葉で言われる」より、「目で見てわかる」ほうが理解しやすいといわれています。
支度が苦手なお子さんにはとくにおすすめ。
忙しい朝の負担を軽くしてくれるアイテムです。
②「時っ感タイマー」で時間の感覚を“見える化”

時っ感タイマー時計プラス(税込4.950円)
「時間がないから早くして!」
そんな朝の声かけに疲れていませんか?
時っ感タイマーがあれば、時計がまだ読めない年少さんでも「あとどのくらい時間があるか」が目で見てわかります。
わたしが使っているのは、「時計」と「タイマー」が一体化したアイテムです。
タイマー部分(左側)には緑色の面があり、時間がたつにつれてその面が減っていきます。
右側は通常のアナログ時計になっていて、1台でどちらも確認できます。
【実際に使ってみた変化】
「長い針が9までにお着替えね」と言ってもなかなか動かなかった息子。
でも、時っ感タイマーを使い始めたら、緑色の面を見ながら、
「あとちょっとしかない!急がなくちゃ〜」
と自分から急いで支度を進めるようになったんです。
声かけだけでは伝わりにくい「残りの時間」がひと目でわかるため、自分から動けるようになりました。
3〜4歳はまだ時計を読むのがむずかしい時期。
でも時っ感タイマーなら、「時間の経過」が目で見てわかります。
「どれくらい余裕があるか」「あと何分あるか」が直感的に伝わりますよ。
- 「早くして!」と毎朝イライラしてしまう
- 時計がまだ読めないお子さんがいる
- 見通しをもって行動してほしい
▼アナログ時計つきの「時っ感タイマー時計プラス」。
まだ時計が読めない子でも、自然と時計への興味をひきだせます。
▼軽くて持ち運びやすい「時っ感タイマー」。
時っ感タイマーのレビュー記事はこちら。
「時っ感タイマー」と「時計プラス」の違いの比較と、効果的な使い方もご紹介しています!
③「環境づくり」で“自分でできる”をサポート
「早く着替えて!」「準備してってば!」
毎朝こんなやりとりに疲れているなら、環境を見直すのもひとつの手。
実は、子どもが“自分で準備できる”環境を整えるだけで、朝の支度はぐんとスムーズになります。
ここでは、わが家で実践して効果を感じた「環境づくり」のコツを2つご紹介します。
ポイント①:子どもが自分でできる収納と仕組み
年少さんは「自分でやりたい!」という気持ちが強くなってくる時期。
準備に必要なものが手の届く場所にあれば、意外といろんなことが一人でできます。
我が家では、
- トップスとズボンは2択にしてセット
- 靴下や幼稚園セット(ハンカチ・タオル)は子どもが自由に選ぶ
- すべて子どもの目線&手の届く場所に収納
という工夫をしています。

ズボンとトレーナーは2択で選べるようにセットします。
「自分でできた!」が自信になり、やる気もアップしますよ。
もちろん、全コーディネートを選ばせるのは大変ですよね。
(うちもかつてはボーダー×ドットの個性派スタイルに…笑)
だからこそ、あらかじめ選ばせたい2着だけを用意しておくと、親もラクです。
ここで大切なのが、「子どもが選んだ服を否定しない」こと!
せっかく選んだのに「それは変だからこっちにしたら?」なんて言われたら、やる気はしぼんでしまいます。
ポイント②:身支度に集中できる空間づくり
もうひとつ大切なのは、気が散らない場所で支度をすること。
おすすめは…
- 壁向きに着替えるスペースをつくる
- おもちゃ棚が目に入らない位置に、幼稚園グッズの収納を配置
です。
おもちゃが目に入ると、どうしても気がそれてしまいます。
実際、リビングで着替えていたときはつくりかけのブロックが気になってなかなか着替えが進まなかった息子。
でも、部屋のすみに「お支度スペース」をつくってからは、集中して準備できるようになりました。

「いまは遊ばないの!」と毎朝イライラするより、最初から“見えない”ようにしたほうがずっとラクですよ。
このように、子どもが「自分でできる」「集中できる」環境を整えることが、朝のバタバタ回避の大きなカギになります!
年少さんの支度がスムーズになる!声かけの工夫5つ
年少さんの身支度がスムーズにできる環境をととのえたら、次は実際の声かけについて解説していきます。
「年少さんの朝支度が30分早くなる」声かけには、5つのコツがあります。
①してほしいことを具体的に伝える
②自分で選ばせてやる気UP
③「一緒にやろう」で前向きな気持ちに
④最後の声かけは5分前アナウンスで
⑤玄関で待つスタイルで「急がなきゃ!」を引き出す
(参考文献:モンテッソーリ教師あきえ「モンテッソーリ流声かけ変換ワークブック」,宝島社,2022年4月)
①してほしいことを具体的に伝える
声かけのコツは、やることをひとつずつ具体的に伝えることです。
「着替えようね」という声かけだけでは、何からはじめていいのかわからずぽかんとしていた息子でしたが、
「まずはパジャマを脱ぐよ」としてほしいことを具体的に伝えるように変えていくと、自分から動けるようになりました。

「まずはパジャマを脱いでください」の声かけが効果的。
抽象的な言葉(例:「早くして」「いい加減にして」)は、年少さんには伝わりにくく、混乱させてしまいます。
たとえば…
- ✕「早くしてよ!」
→ ○「かばんと帽子を持ってきてくれる?」 - ✕「いい加減にして」
→○「靴下をはこうね。絵本は帰ってから読もう」
また、伝え方のポイントはこの2つです。
① 行動をひとつずつ分けて伝える
② 命令ではなく、提案やお願いの形にする
たとえば「パジャマを脱ごう」「くつ下をはこう」など、ひとつずつ順番に伝えると、年少さんにもわかりやすいです。
お支度ボードがある場合は、「次はなにをするんだっけ?」と声をかけ、子ども自身に確認させるのも効果的です。
また、命令ではなく、お願いの言い方をすることで子どもを尊重する気持ちが伝わるため、子どももスムーズに行動しやすくなります。
②自分で選ばせてやる気UP
年少さんは、「自分で決めた」気持ちがあると行動しやすくなります。
服やタオルなどを「2択」で選ばせるとスムーズです。

たくさんあると迷ってしまう子も、2択なら選びやすいです。
- 「今日の服は、恐竜と車どっちがいい?」
- 「タオルは赤と青、どっちを持って行く?」
選ぶことで、朝の支度が「自分ごと」になり、自発的に動けるようになります。
実際に、「はやく着替えて!」ではなかなか動かなかった息子ですが、
「今日の服はどっちがいいかな?」と選ばせてみると、うれしそうに選び、着替えもすすんでやってくれました。
自分で選ぶことでやる気がでるようで、はりきって準備をすすめるようになりました。
③「一緒にやろう」で前向きな気持ちに
なかなか動けないときは、「遊び」に変えて誘ってみましょう。
- 「うさぎさんになって、ぴょんぴょん帽子をとりにいこう〜」
- 「お歌が終わるまでに靴下はけるかな?」
2〜3歳ごろまでは、大人がやって見せたり、一緒にやってみせることも大切です。
わが家でよく使うのは、「手分けする」作戦。
たとえば「ママが帽子をかぶせるから、園服を着るのはお願いね」と声をかけて、2人で協力しながら支度を進めるようにしています。
「一緒にがんばろう!」という空気になるので、子供も前向きに動きやすくなりますよ。
④最後の声かけは5分前アナウンスで
出発の5分前になったら、あらためて声をかけましょう。
- 「あと5分でおうちを出るよ」
- 「最後のお知らせね。もうすぐ出発です」
数字が読める子には、タイマーや時計を使って「あと何分かな?」と一緒に確認するのもおすすめです。
⑤玄関で待つスタイルで「急がなきゃ!」を引き出す
紹介してきた声かけ4つのコツをためしてもなかなか動かないときは、出発時間になったら玄関で待ちます。
「もう先に行っちゃうからね」と言っても、大人がずっと家の中で支度していたり、ソファで座っていたりすると、子供には「ほんとうに時間なのかな?」と伝わりづらいようです。
わたし自身、「早くして」と声をかけながらもリビングで準備をしていたころは、息子もだらだらしてなかなか動きませんでした。
でも、ある日から「時間になったらママは玄関で待っているね」と伝えて本当に玄関に立つようにしたところ、
息子が「あっ、もう行く時間なんだ!」と気づいて、あわてて準備を始めるようになったんです。
それまでガミガミ言っていたのがなんだったの?と思うほど、急にテキパキ行動するように変わりました。

玄関で待っててくれます。
最後に「あと5分です」と声をかけて、時間になったら「ママは準備が終わったから玄関にいるね」と伝えて玄関で待つ。
これがわが家では効果てきめんでした。
本当に家を出なくてはいけない時間だと、大人が焦ってイライラしがちなので、10分ほど余裕をもった時間設定にしておくのがおすすめです。
子どもはなぜ朝の支度が遅いの?
そもそも、なぜ子どもは朝の支度がなかなか進まないのでしょうか?
それには、子どもなりの“理由”があります。
朝からダラダラしているように見えても、実は「わざと」ではないことも多いんです。
以下のような理由を知っておくと、イライラを減らしてサポートしやすくなりますよ。
理由①次に何をするのかわからない
子どもが朝の支度に時間がかかる大きな理由のひとつは、
「次に何をすればいいのか」がまだよくわかっていないからです。
大人は毎朝の流れを頭で覚えていて、無意識に体が動きますが、
年少さんにはその経験値がありません。
「歯みがきのあとは何するんだっけ?」と考えているうちに、
目の前のものに気を取られてしまうことも。
わが家では、お支度の順番がすぐわかるように「お支度ボード」を活用しています。
「次は何するのかな?」と聞くと、自分から確認してくれるようになってきましたよ。
理由②時間の感覚がまだわからない
子どもはまだ「時間の流れ」や「残り時間」の感覚が育っていないため、
「あと5分だよ」と言われても、どれくらいの時間なのかがピンときません。
そのため、見通しをもって動くのが難しいのです。
たとえば、
- 「時計が8になったら出発するよ」
- 「このタイマーが鳴ったら靴を履こうね」
といった、時間が目で見える工夫がとても効果的です。
「あと何分?」と聞かれることが増えてきたので、最近は時っ感タイマーをつかって、
一緒に時間を意識できるようにしています。
理由③目に入るものに気が散ってしまう
子どもはまだ自制心が発達の途中なので、
「やること」より「やりたいこと」を優先しがちです。
とくに、目に入るところにおもちゃがあると、つい遊びはじめてしまいます。
うちの息子も、おもちゃを見つけた瞬間にすぐお支度から脱線しがち…。
最近は、前の晩にリビングを片づけておくことで、気が散りにくくなりました。
まとめ:年少さんの朝支度が30分早くなる3つの方法

「年少さんの朝支度が30分早くなる方法」は次の3つです。
①「お支度ボード」で流れを“見える化”
②「時っ感タイマー」で時間の感覚を“見える化”
③「環境づくり」で“自分でできる”をサポート
ただ「早くして!」と急かすより、伝え方を少し工夫するだけで子どもの反応が変わります。
わが家でも効果を感じた声かけのポイントを5つ紹介します。
①してほしいことを具体的に伝える
②自分で選ばせてやる気UP
③「一緒にやろう」で前向きな気持ちに
④最後の声かけは5分前アナウンスで
⑤玄関で待つスタイルで「急がなきゃ!」を引き出す
幼稚園が始まったばかりのころは、
「早く!」「なんでまだできてないの?」と朝から怒ってばかり。
子どもも私も不機嫌なまま1日が始まることが多く、悩んでいました。
けれど、便利グッズを取り入れて声かけを変えたことで、
今では年少の息子がほぼ自分で支度を終えられるようになりました。
「ひとりでできた!」という達成感がうれしいようで、
ときには私より早く玄関に立っていることもあります。
朝の時間を気持ちよく過ごすために大切なのは、
子ども目線で工夫することと、親の心の余裕です。
紹介した方法は、どれも簡単で、環境づくりや声かけは明日からすぐに取り入れられます。
「毎朝バタバタ…」を変えたいパパ・ママの参考になればうれしいです。
年少さんは幼稚園から疲れて帰ってくるため、癇癪もおこりがち…。
今日からすぐできる対処法をご紹介しています!






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