「語りかけ育児」は、1日たった30分で子どもの才能をぐんぐん引き出す効果的な育児法。
ことばの発達だけでなく、コミュニケーション力や考える力も伸ばせるといわれています。
わが家も実践していますが、子どもの心も安定しておだやかになりますし、なにより「語りかけ育児」により、幸せな親子時間が増えました!
そんな「語りかけ育児」を、子育て中の全パパ・ママにもぜひ知ってほしい!
ということで、今回は、実際の効果やメリット、すぐに実践できるやり方を詳しくご紹介します。
- 0歳の赤ちゃんに、どう話しかければいいかわからない
- 忙しくて、子供と過ごす時間が少ない
- すぐに始められる簡単な知育法を知りたい
- 子供の「ことばの発達」が気になる
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「語りかけ育児」を0歳から3年間実践したら、わが家の場合はこんな効果があった!

1歳のころには絵本の内容を覚えて、
自分なりに読んでいました。
「語りかけ育児」を0歳から実践しはじめて3年後、息子は次のような子供に育ちました。
- おはなしするのが好き
- 絵本が好き
- かんしゃくをおこさない
- ひとの話をよく聞く
- 考える力がある
- 集中力がある
持って生まれた性質もあるとおもいますが、息子はかんしゃくをおこしにくく、さわぐことも少ないです。

息子がおだやかなのは、自分の気持ちを上手に伝えられるので、
大声をだしたり泣き叫ぶ必要がないからだと思います。
語りかけ育児により「伝える力」だけでなく「聞く力」も伸びているため、
幼稚園では先生から、
「先生のお話を集中してよく聞いています」
と言われています。
語彙力もあり、2歳のときに「雪がはらはら降っている」とすてきなことを言ったり、
3歳半で「夜が明けると、とびらを開けるは、どちらもおなじ“あける”だね」など、
「音は同じだけど違う意味になる言葉」を集めるゲームを楽しんだりしていました。
「語りかけ育児」の効果で自己肯定感が育ち心が安定することで、好奇心旺盛で、考える力も育っていると感じています。
「語りかけ育児」のやり方|ポイントは4つ!
「語りかけ育児」とは、イギリスの言語治療士サリー・ウォードが開発し、イギリス政府も推奨する育児法です。
「語りかけ育児」の具体的なやり方を解説します。
- 毎日30分、子どもとしっかり向き合う時間を作る
- 静かな環境でおこなう
- 子供の興味に合わせて話しかける
- ゆっくり・大きめ・高めの声で、短い文で伝える
話しかけかたや注意点などは月齢によって変わるため、
くわしくは「語りかけ育児」の本をご参照くださいね。
毎日30分、子どもとしっかり向き合う時間を作る

向き合って2人で話す時間を毎日つくっています。
子供とだけいる時間を1日に30分とります。
その時間は、静かな環境で一対一になり、お互いに完全に集中します。
兄弟がいる場合はむずかしいですが、大切な時間なので、パパや祖父母にも協力してもらい1日30分だけは2人きりになる時間を確保しましょう。
静かな環境でおこなう

寝る前30分を、「語りかけ育児の時間」としています。
「語りかけ育児」は、
静かで気を散らすものがなく、
大人の声だけが聞こえる環境でおこないます。
赤ちゃんのころは特に、「聞きたい音」だけに集中するのはむずかしいです。
なぜなら、「聞きたくない音」を無視する能力がまだ育っていないためです。
大人の声に集中するために、テレビや音楽はすべて消し、ひとの出入りもないようにしましょう。

YouTubeやテレビでも、言葉を覚えられるのでは?

いいえ、おとなが話しかけることが大切です!
とくに小さい子供には、
「自分がしたことに応えてコミュニケーションをとってくれる」
ということが重要です。
一定の年齢になるまでは、テレビなどの一方的な話しかけよりも、おとなとの双方向のコミュニケーションが大切です。
我が家はテレビもラジオもつけないので、幼稚園に行くまでは日中ずっと「語りかけ育児に適した環境」でした。
でも、幼稚園が始まってからは帰宅後にバタバタすることが増えたため、意識して寝る前の30分を「語りかけ育児」の時間にしています。
家事はせず、息子と向き合い、息子がやりたい遊びをしたり、今日1日についてお話をします。
不思議なのが、「語りかけ育児の時間」を持つことで、わたし自身のイライラも減っていると感じるのです。
語りかけの時間が、わたしたち親子にとって大切な時間になっています。
子供の興味に合わせて話しかける

子供の興味に大人が合わせます。
「語りかけ育児」は、子供をよく観察し、
「子供が見ているものや興味のあること」について話しかけます。
子供の目線に合わせるほうが、大人が選んだものに子供の注意をひきつけるより、
ことばの意味を理解するちからがぐん!と伸びるからです。
たとえば、子供がボールを見ていれば、
「ボールがコロコロころがっていくね」
など、子供の視線に合わせて、実況中継をしたり遊びの音(擬音語、擬態語)をつかいます。

赤ちゃんは
「コロコロ」
「ぽんぽん」
「こちょこちょ」など、
遊びの音がだいすきです。
おとなが子供と同じものに目線を合わせることができるほど、将来子供のことばは豊かになります。
こどもの興味がつぎつぎにうつるからといって、
「もっとよく見てごらん」などと注意を集中し続けるように強制するのは厳禁です。

大切なのは、
子供が好きなものに好きなだけ集中すること!
子供の視線に大人が合わせるとよい理由はもうひとつあります。
それは、子供がとても喜ぶということ。
大人でも、自分が好きなものに相手が興味を持ってくれたらうれしいですよね。
コミュニケーションや「聞く」のはたのしいこと、と伝えるのが重要です。
ゆっくり・大きめ・高めの声で、短い文で伝える

「白いクマだね。かわいいね」
同じ単語を何回も聞かせてあげます。
語りかけるときは、
ゆっくり、大きく、抑揚をつけます。
子供に話しかけるときは、自然とこういう話しかたになっているのではないでしょうか。
ゆっくり・大きめ・高い声は、ひとつひとつの単語が聞き取りやすいため、子供の注意をひきつけられやすいです。
くり返し、同じ単語をなんども聞かせてあげましょう。
たとえば子供がクマのぬいぐるみで遊んだら、
「いま持ってるのはクマだよ。クマのぬいぐるみ。白いクマだね」
と言います。
短くかんたんな文をつかうのも大切です。
「雨だよ。雨が降ってきたね。つめたい雨だ!」と言うほうが、
「雨が降ってきて、だんだんさむくなってきたね」より、子供にはおもしろく聞こえるため集中しやすいです。
語りかけ育児で気をつけたいポイント
「語りかけ育児」で気をつけるべきポイントは以下のとおりです。
- 言い間違いを指摘しない
- ネガティブな言葉はつかわない
- 「これは何?」と、ことばを言わせるために質問しない
- 「まねさせる」よりも自然な会話を大切に
言い間違いを指摘しない

でも、正しく言えるより、
「お話ってたのしい!」と思えるほうが大切です。
「語りかけ育児」では、言い間違いや言ったことを評価しないことが大切です。
言い間違いを指摘すると、子供は「否定されるから、話したくない」と神経質になってしまいます。

じゃあ、言い間違いや、子供の文がわかりにくい場合はどうしたらいいの?

子供の文が混乱している場合は、
自然な会話で、言いたいことをかわりに言ってあげます。
子供が、「おとそに行こう!」
と言ったら、
「そうね、おそとに行こうね」
というぐあいに、自然な会話の流れで教えてあげることが大切です。
ネガティブな言葉はつかわない

「ダメ」と言わずにすむ環境を作るため、
ゴミ箱の位置は息子の成長に合わせてどんどん上へ。
ネガティブな言葉がけや、否定的な話しかたは避けましょう。
声を聞くのはたのしい!というメッセージを子供に伝えつづけるためです。

とはいえ、「ダメ!」を言わないようにするのは、
育児初心者のわたしにとっては難しい課題でした…!
わたしは「ダメ」のかわりに、「してほしいこと」を伝えるようにしています。
- 「走らないで」ではなく、「歩いてね」
- 「さわっちゃダメ」ではなく、「見るだけよ」
子供はただ「ダメ」と言っても、「ではどうしたらいいのか」がわからないため、
「してほしいこと」を教えたほうが伝わりやすいです。

少しでも「ダメ」を言わないために、
子供にさわってほしくないものは手の届かないところにおいています。
ゴミ箱の位置がどんどん上にあがっていくのって、子育てあるあるですよね…?
「これはなに?」「パパに言ってごらん」はNG!ことばを言わせるために質問しない

かわいくて、ついみんなに披露したくなってしまうけど…
自分から話すまでは、我慢!
子供に最初のことばがでてくると、わたしたちは嬉しくてつい、
「パパに言ってあげてごらん」
「ばあばにも聞かせてあげて」
と、ことばを言わせたくなってしまいますが、これはNG。
無理にことばを言わせようとすると、
子供が神経質になり、「話したくない」と感じてしまいます。

わたしたち大人がすべきなのは、
いちばんぴったりの方法で子供に話しかけることだけです。
子供にぴったりの方法で話しかけていれば、子供は自分から話すようになります。
という答えさせるための質問もNGです。
もし知らなければ、子供が嫌な気持ちになるからです。
のような答えをもとめない独りごとのような質問はOKです。
「まねさせる」よりも自然な会話を大切に

教え込まないよう、聞かれたときだけ答えています。
子供の言い方を直すために、大人の言葉を真似させるのは厳禁です!
「にゅーにゅーのみたい」
「ぎゅうにゅうでしょ。言ってごらん。ぎゅうにゅう!」
このやりとりでは、子供に「話すのはたのしくない」と思わせてしまいます。
また、大人のやり方を押しつけてなにかを教え込もうとしても、子供が興味を持っていなければ、なかなか覚えられません。
子供のしたいことをさせれば、ことばだけではなく、数や文法、人とのかかわり方を自然に学びます。
何度も言いますが、わたしたちおとながすべきなのは、子供にベストな方法で話しかけることだけです。

「教えこむ」と「質問」について、反省したエピソードがあります。
息子が3歳になったばかりのころ、少しひらがなに興味がでてきた様子だったので、「し」や「へ」などの簡単なひらがなを教えました。
そのときは息子もよろこび、楽しそうにしていました。
ところが、後日、絵本を読んでいたときに、わたしのほうから
「このひらがなはなんだった?」とテストするかのように聞いてしまったんです。
すると息子は、
「わからない!ひらがなはいや!」
と、絵本を閉じてしまいました。
そして、その日からひらがなに対して苦手意識を持つようになってしまいました。
息子は絵本がすきで、自然にひらがなを覚えようとしていたのに、
わたしが教えこもうとしたせいで「読む」ことが嫌いになってしまったのです…。
それからはいっさい教えようとはせず、聞かれたときだけ答えるようにしました。
すると、3歳おわりのいま、かんたんなひらがなは読めるようになりました。
「子供のしたいことをさせていれば、親が教えこもうとしなくても自然にことばを学んでいくんだ」
と実感した出来事です。
「語りかけ育児」のメリット
「語りかけ育児」のメリットはおもに3つあります。
- 自己肯定感が高まる
- コミュニケーション力が伸びる
- 考える力(IQ)が育つ
自己肯定感が高まる

なんにでも好奇心旺盛。前向きにチャレンジします。
毎日30分、大人と2人きりで向きあうことで、
「自分は愛されている」、「大切にされている」
という安心感を得られるため、子供の自己肯定感が育ちます。

「毎日、だいすきなお母さんが自分にだけしっかり付き合ってくれる時間がある」
とわかっていると、子供の心は安定します。
毎日をおだやかな気持ちですごせると、かんしゃくをおこしたり、わがままを言うことも少なくなります。
自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定的にうけとめる感情のことです。
自己肯定感が高いと、学習面にもいい影響がありますし、将来人生を楽しく生きやすくなります。
自分に対して肯定する気持ちが強い(=自己肯定感が高い)ことは、子どもが成長していくにあたってとても大切です。
引用:ベネッセ教育情報「子どもの自己肯定感がグンと高まる声かけと接し方のちょっとしたコツ」
自分を肯定する気持ちがあれば、勉強やスポーツ、趣味などさまざまなことに対して、前向きに取り組めるからです。
コミュニケーション力が伸びる

自分の気持ちを言葉で表すのが上手で、
コミュニケーション力の土台がしっかりできています。
わたしたちおとなが子供にあたえられる中で、もっとも貴重なものは、
「コミュニケーション能力」です。
「語りかけ育児」は、コミュニケーション能力を最大まで伸ばせます。
まいにちの語りかけで、「伝える力」と「聴く力」の両方を伸ばすことができるからです。

コミュニケーション能力は、
近年とくに重要視されていますよね。
SNS上の交流が増え、リアルでのやりとりが減っているのも、コミュニケーション能力の重要性が見直されている理由のひとつです。
コミュニケーション能力は、人とかかわるときに重要な力。
将来仕事をするときや、子供自身が幸せに生きるためにも、とても大切な能力です。
考える力(IQ)が育つ
「語りかけ育児」で子供にまいにちたくさんの言葉をかけると、言葉が発達し、語彙力が育ちます。
語彙力こそが、知能との関連がいちばん深いとされているのです。
そのため、「語りかけ育児」でことばをたくさん知っている子供は、コミュニケーション能力が伸びるだけではなく、「集中力」や「IQ」も高くなります。
「語りかけ育児」は、学習するための基礎づくりができる育児法なんです。
わたしが「語りかけ育児」をオススメする理由
なぜわたしがこんなにも「語りかけ育児」を全パパ・ママにオススメしたいのか、その理由は2つあります。
- 「量より質」だから、忙しいママ・パパでもできる!
- 親子の自然なコミュニケーションが深まる育児法だから
「語り「量より質」だから、忙しいママ・パパでもできる!

「語りかけ育児」のやり方を知っていれば、
親子の絆がぐっと深まります。
「語りかけ育児」で重要なのは量より質です。
「子供とどれだけたくさんの時間を過ごすか」ではなく、
「子供とどんなふうに会話をするか」が重要なのです。
1日30分だけ、今の月齢にぴったりな方法で語りかけるのが大切なので、
まいにち忙しいかたにこそオススメしたい育児法です。
さらに、「語りかけ育児」の方法をマスターすれば日常生活のほかの場面でも役立てることができて、親子の絆がますます深まりますよ!
親子の自然なコミュニケーションを土台とする育児法だから

「この子の本来の能力を私の知識不足で損ないたくない」
と考えたからでした。
わたしは知育に興味がありますが、詰め込み式の「早期教育」は苦手です。
教育については人によって意見がわかれると思いますが、
じっさい「早期教育」は教育関係者のなかでも、さまざまな見解があります。
「教育」を受け入れる準備ができていない子供には負担になったり不安をあたえる可能性もあります。
いっぽうで、「語りかけ育児」は大人が一方的に教え込むのは厳禁としています。
「語りかけ育児」は自然なコミュニケーションのうえに成り立つもので、
子供といっしょにたのしい時間をすごしながら、子供の能力を最大限に引き出す育児法です。
わたしは息子に、「成績の良い子供」になってほしいわけではなく、「自分の人生を幸せに生きて」ほしいのです。
それには、詰め込み式の早期教育ではなく、「語りかけ育児」による子供の能力を最大まで伸ばす方法が適していると考えています。
まとめ:「語りかけ育児」は忙しいママ・パパにこそオススメ!

1日30分の習慣で、親子の絆もぐっと深まりました!
- 毎日30分、子どもとしっかり向き合う時間を作る
- 静かな環境でおこなう
- 子供の興味に合わせて話しかける
- ゆっくり・大きめ・高めの声で、短い文で伝える
【「語りかけ育児」で気をつけたいポイント】
- 言い間違いを指摘しない
- ネガティブな言葉はつかわない
- 「これはなに?」「パパに言ってごらん」はNG!ことばを言わせるために質問しない
- 「まねさせる」よりも自然な会話を大切に
【「語りかけ育児」のメリット】
- 自己肯定感が高まる
- コミュニケーション力が伸びる
- 考える力(IQ)が育つ
「語りかけ育児」は、いそがしいパパ・ママにこそオススメです!
子供といっしょにたのしい時間をすごしながら、子供の持つ能力を最大限にひきだす育児法だからです。
「語りかけ育児」の本は分厚いですが、「今」の月齢に必要な内容は15ページほど。むずかしい言葉もなく読みやすいです。
さっと読めて、すぐはじめられますよ。
月齢別でオススメの絵本やおもちゃ、遊び方なども紹介されています。
育児中のいそがしい時期には、読みやすいコミック版もオススメです!

生まれたその日から赤ちゃんに語りかけましょう。
理解できなくても、ママの気持ちは声によって赤ちゃんに伝わります。
「語りかけ育児」によって親子の絆がはぐくまれ、
それは一生のたからものになりますよ!
語りかけ育児を続けてきた息子は、絵本やお話がだいすき。
こどもちゃれんじでは、毎月絵本が届き、動画や絵本を通して楽しく学べるため、
絵本好きな息子にはぴったりでした。
遊びながら、生活習慣やマナー、数字やひらがななどの知育も身につきます。
語りかけ育児で「伝える力」が育ったおかげで、
早生まれでも幼稚園生活はそれほど心配ありませんでした。
遊びながら考える力・想像力を伸ばすなら、シュライヒのフィギュアがオススメ!
本物を忠実に再現したリアルさが魅力です。




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